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  「ラベさんなどの国際友人の人道精神と義挙は永遠に忘れません。ドイツに留学に行ってから、南京大虐殺の歴史とラベさんのことをより多くのドイツの友達に教えます」と、海外留学に行く南京の一人の学生が「高校生平和教室」の活動に参加した後こう話した。

  今月、南京外国語学校、南京外国語学校仙林分校、南京河西外国語学校、金陵中学河西分校、南京市玄武中等専門学校の百人余りの準留学生は記念館に入り、特別な歴史の授業を受けた。史実展の参観、生存者後代の人との交流、紫金草のメンテナンス、講座を聞くなどの活動を通じて、歴史を深く勉強した。

  学生によるコメント:

 成昱輝さん:もうすぐドイツに留学に行く南京外国語学校仙林分校の学生の成昱輝さんは史実展でドイツのラベさんが中国の難民を救助した内容を見て、深い感銘を受けた。「ラベさんなどの国際友人の人道精神と義挙に非常に感動しました。ドイツに行ってから、南京大虐殺の歴史やラベさんの難民救助のことを向こうの友達に話して、平和のメッセージを伝える使者になれるように頑張ります。」と言っている。

 孫寧蕊さん:アメリカへ留学に行く南京河西外国語学校の孫寧蕊さん、「小さい時からほとんど毎年記念館に見学に来ます。留学に出かける前にもう一度勉強に来て、とても意義があると思います。この歴史、第二次世界大戦中東方戦場で起こったこの歴史を海外のクラスメートや友達に教え、南京人民が平和を大切にすることを伝えます。」と語った。

 楊岸儒:展示ホールの写真や文物に深く衝撃を受けた楊岸儒さんは、「小さい頃はこれらの史実は何を意味するかはあまりわかりませんでしたが、大きくなって、今はこの歴史を深く理解することができます。特に中華門、雨花台などとてもなじみのあるところでかつてこんな惨めなことが起こったのを見て、非常に悲しみと憤りを感じます。この歴史を肝に銘じて自分を励まし、一生懸命勉強して祖国に奉仕します。」とコメントしている。

 焦熙然さん:金陵中学河西分校の焦熙然さんは何度も記念館に見学に来たことがあるという。「我々は南京記憶、中国記憶を受け継いだ南京の若者です。歴史と平和の伝播者です。一人の人のパワーを信じています。将来、海外へ行って、中国の声を世界に伝えます。私は着実に勉強して、祖国のために自分の知識や力を貢献したいです。」とのコメント。

 陳思豪さん:南京市玄武中等専門学校の陳思豪さんは南京で生まれ育った、祖先も南京に住んでいた南京子。「何度も記念館に来ていて、南京大虐殺の歴史にはとても詳しいです。異国にいてもこの歴史をしっかり守り、外国の友達に話し、そして歴史の本当の真相を伝えます。」とコメントしている。

 呉琦さん:南京市玄武中等専門学校の学生で記念館に来たのは3回目、シンガポールに留学する予定の呉琦さん。「専門家の授業を受けたり、紫金草のことを知ったりするのを通じて、この歴史をもっと深く理解することができました。海外へ行って、南京大虐殺の歴史を周りのみんなに話します。平和の使者をして世界にわたしの平和の声を発信します。」と言っている。

 見学の後、紫金草国際平和学校は彼らに「平和の使者」の証明書を授与し、学生たちに歴史を肝に銘じて、平和の種を世界各地に持っていってほしいという願いが込められている。


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