お問合せ先 | 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館

検索フォーム

3月11日12日、中国浙江省舟山緑城育華学校高校三年生の生徒たちと南京医科大学国際教育学院の約200名の外国人留学生とが相次いで記念館に来て見学した。

生徒たちは『南京大虐殺史実展』の見学、生存者後代との対話、見学した感想の分かち合いなどの方法を通して、歴史を学んで志を明らかにし、平和の尊さを感じている。

初めて記念館に来た包鎔源さんは「浙江省に帰ったら、記念館で見たこと聞いたことを父さんと母さんに分かち合って、ここで感じたことを教えます」と言った。南京の河海大学を志願している彼は、「南京の大学に入ったら、紫金草ボランティアチームに加わり、自分の力を尽くして、南京大虐殺の歴史を伝えていくことに貢献したいです」と話した。

鄭韵曈さんは見学の時ずっと気持ちが重かったという。「わたしは生存者の李秀英氏の経歴に最も印象が深いです。当時まだ19歳なのに、日本軍に37刀も刺されたにもかかわらず、粘り強く生き延びたということを思うと、感心してたまらないです。「歴史をしっかり覚え、ただ恨みを覚えないでください」という彼女の話をちゃんと心に収めます」。

南京医科大学国際教育学院の約200名の留学生はタイ、スリランカ、パキスタン、モーリシャス、ガーナ、インドなどの国から来ている。

パキスタンから来たYumnah Babar(中国の名前:雲娜)夫婦は南京大虐殺の歴史をお姉さんから知っていた。「姉は5年前に中国に留学した時、記念館を見学したことがあります。国へ帰ってからこの歴史を話してくれました」。今回雲娜夫婦が記念館に娘のSohaye Usmanちゃんを連れて来たのは初めてだという。

「見学した後はとても悲しいです。国へ帰ってから、この歴史をより多くの人に話して聞かせます」と彼女は言った。

史料陳列ホールの最後の展示室で、インドから来た女性のS.VAISHNAVIさんは携帯で「銘記歴史、珍愛和平」の文字を撮った。中国に来る前は南京大虐殺の歴史は知らなかったそうだ。3か月前に南京医科大学臨床医学専攻を勉強しに来た彼女は今回記念館に見学に来たのは初めてだという。「この歴史は残酷すぎて、悲しく思います。その写真を撮って持ち帰って、ここで見たこと聞いたことをインドの家族に話します。周りの若者にもせっかくの平和を大切にしなければならないことを教えます」。

お問合せ先 | 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館