お問合せ先 | 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館

検索フォーム

  記念館は先日、生存者の郭林大氏、関舜華氏の物語を描いた「生存者を見守る」というシリーズのマイクロビデオを発表した。

  郭林大氏は今年92歳。日本軍が中国を侵略した南京大虐殺の間に、日本兵が郭氏のおじいさん、おじいさん家の養女、店員らを殺し、また彼の家の牛を殺した。「日本兵は朝9時前から、一人を殺す度に四回刺して、穴の中に突き落とし、また10人を縛って連れてくる」。郭林大氏は回想しながら話した。その後、彼は祖母の家に逃げ、数日間住んでいた。そのうちに、日本兵がやってきて、祖母を強姦した。村ごとが爆破されたため、彼は山に隠れて生き延びた。郭氏は回想する時、声が震えながら目が潤んでいた。当時、彼はまだ7歳で、天真爛漫な年だったはずなのに、人生の煉獄を体験した。現在、郭氏は大家族を持ち、3人の曽孫がいる。「一生真面目な人として、きちんと仕事をしなければならない」というのが彼の信条である。

  関舜華氏は現在97歳。彼女は南京大虐殺の間、叔父の関志春氏が中央門に行く途中、日本兵に遭遇し、日本兵に刀で切られたことを回想している。関氏の夫の父親は、家の牛を心配したため家に戻ったところ、日本兵に発見されて殺された。関氏はずっと勤勉で、今は娘と一緒に暮らしているが、日常生活上は自立していて、夏の朝6時過ぎに起きている。彼女はみんなが平和な生活を大切にし、若者がよく勉強することを望んでいる。    


お問合せ先 | 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館