お問合せ先 | 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館

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  今年の7月7日は、中国全民族抗戦勃発85周年を迎えた。同日午前、記念館は公祭広場において、「全民族抗戦勃発85周年を記念するイベント」を行い、歴史を銘記し、平和を大切にすることを誓った。南京市青少年代表、南京大虐殺生存者の子孫代表、記念館館員代表らが式典に参加した。 

  午前10時、国旗掲揚式が始まった。全員が国旗に向かって粛立して敬意を表し、会場で中華人民共和国国歌を高らかに歌った。その後、中国人民の抗日戦争勝利のために命を捧げた革命烈士と民族英雄、日本の侵略者に虐殺されたすべての犠牲者に花かごをたむけた。

  その後、南京大虐殺生存者の子孫代表、生存者の夏淑琴氏の孫娘の夏媛氏と曽孫の李玉瀚氏、記念館館員代表の王立氏、解説員の汪貝氏が、リレーの形で歴史物語を語った。

  記念館の「南京大虐殺史実展」には、夏淑琴氏の大家族記念写真が展示されている。南京があまりにも暑いため、夏淑琴氏が会場に来られなく、孫娘の夏媛さんが、1937年の南京大虐殺で祖母の家族が不幸に遭ったことを語った。彼女は「祖母は年を取っているので、私たちが帰るたびに、いつも私たちに昔のことを話し、私たちに今の生活を大切にするように言い聞かせてくれた」と話した。それから夏媛さんは、写真の壁にある家族全員を指して、「祖母の子孫がたくさんいますが、生きている間に日本政府が南京大虐殺の歴史を認めてほしい」と語った。



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