「七子の歌」の伝唱者が記念館を見学:「私は中国を愛しています。私は中国の子供です」
5月28日午前、マカオの培正中学校の学生である龍紫嵐さんたちが組んだ訪問団が記念館を見学した。14歳の龍紫嵐さんは「七子の歌」という歌の新世代の伝唱者である。追悼広場では、訪問団が南京大虐殺の犠牲者に黙祷し、献花した。その後、彼らは南京大虐殺史実展を見学した。
「『MACAU』は、私の本当の苗字ではないことを知っていますか?私は長い間あなたから離れて、お母さん……」史料陳列ホールの最終展示室で、龍紫嵐さんはピアノの音とともに「七子の歌」を歌い、美しいメロディーに深い感情を込めて聴衆を感動させた。
「記憶を伝承し平和を大切にする」をテーマにしたイベントでは、龍紫嵐さんは紫金草のシールに「私は中国を愛しています。私は中国の子供です」と書き、平和鳩パネルに貼り付けた。
周峰館長は、米国の中国系作家であるアイリス・チャン氏が書いた「南京浩劫:被遺忘的大屠殺」を龍紫嵐さんに贈り、「アイリス・チャン氏は、欧米社会に南京大虐殺の歴史を披露した初めての女性作家で、この本を通して、その歴史をもっと深く理解してほしい」と話した。