彼らの姿が「紫金草の夜」を照らす
3月4日、記念館では「紫金草ボランティア交流会及び紫金草文化伝播使者開催式」が行われ、優秀なボランティアを表彰し、彼らの奉献精神に感謝を表した。
ボランティアは長年にわたり、来館した見学者に歴史の紹介、館内の案内、言語翻訳、公益公演など多くのサービスを提供し、南京大虐殺の歴史を広め、また平和理念を伝えるために黙々と努力した。2021年、312人のボランティアが、計5,272回のボランティア活動に参加し、累計時間としては26,360時間に至った。
ボランティアには、アメリカ、韓国、パキスタンなど世界30以上の国から来た、300人以上の紫金草国際ボランティアがいる。彼らは館内での案内や解説、SNSでの普及、ビデオ撮影など様々な方法で南京大虐殺の歴史を世界に伝えた。
アメリカから来たジョナサンさんは、2020年1月に記念館の国際ボランティアチームに参加した。彼は、子供の頃、第二次世界大戦を語るドキュメンタリーで南京のことを初めて知った。南京に来て数年間、ジョナサンさんは記念館を訪れるたび、いつも衝撃を受けた。「多くの歴史の詳細は、記念館を見学してから分かりました」と彼は言っていた。
ナミビアから来たスワカさんは、南京に来てもう6年になり、南京に深い感情を持っている。彼女はYouTubeに個人チャンネルを開設し、記念館と南京大虐殺についての歴史を紹介した。