お問合せ先 | 侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館

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  2月24日、南京大虐殺生存者の祝再強氏が90歳で逝去された。現在登録されている生存者は60人に過ぎない。

  1937年12月に南京が陥落し、祝再強氏の家族10人が家を出て避難した。当時5歳だった祝再強氏は、江東門付近の水田で日本軍に撃たれた民衆の死体をたくさん目撃した。「隣は日本軍に占領されたから、小道を歩いてはいけない。私たちは死体を踏んで、この畦をほふくしていくしかなかった」と祝再強氏が述べた。

  祝再強氏はその大虐殺で生き残った。記念館が建設された後、祝氏はよく記念館のイベントに参加していた。近年、彼は高校生平和教室で子供たちに自分の経験を話している。「わが国と民族が経験した苦難を忘れてはいけない」と子供たちに念を押した。

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