紫金草国際ボランティアのDavidさん:「この歴史を世界に伝えたい」
第八回国家追悼式の前日、記念館紫金草国際ボランティアのDavidさんは、南京大虐殺犠牲者を記念するため、Wechatアイコンを白黒の記念館写真に変えた。彼はまた、個人のSNSに動画「1937-2021、生死を共にしたマギー氏と夏淑琴氏の家族」をアップロードし、熱烈な反響を呼んだ。
2016年、Davidさんは南京に留学に来て、南京大虐殺の歴史を書籍から初めて知った。そして、2019年、彼は先生の推薦で記念館の紫金草国際ボランティアになった。その後、彼はよく館内で外国人観客に南京大虐殺の歴史を語り、世界に歴史と平和のメッセージを伝えていた。
歴史に近づくためには、歴史事件を経験した人に話を聞くのが一番いい方法である。Davidさんは、南京大虐殺生存者の夏淑琴氏を訪問した。2021年、国家追悼式の前夜に彼は、夏淑琴氏の曾孫の李玉瀚氏と一緒にクリス・マギー氏(国際友人のジョン・マギー氏の孫)と電話で話をした。
夏淑琴氏とクリス・マギー氏の話を聞いた後、Davidさんは「彼らの家族の歴史は、南京の変化を象徴しています。家族の歴史を通じて、過去と現在、また中国と西洋をつないで歴史をより多くの人に知ってもらいたいです」と述べた。
Davidさんと夏淑琴氏の曾孫の李玉瀚さん